ブックオフ採用公式ブログ

中途入社に関する採用の最新情報、人事担当者や現場で活躍するメンバーからのメッセージなど、採用・求人にまつわるさまざまな情報をお届けします。

リユース業界トピックス

ブックオフが創業以来最高の利益を達成!成長した領域・サービスとは?

 

2025年7月に2025年5月期決算を発表したブックオフグループ。連結売上高は前年比約107%の1,192億円、経常利益は前年比約113%の39億円となり、13期ぶりに最高経常利益を更新しました。

成長の大きな要因となったのが、書籍にとどまらない商材の幅広さです。また、収益性の高い「探索領域」に位置づけられるプレミアムサービス事業・海外事業も好調に推移しています。

本記事ではそんな「本だけじゃないブックオフ」の好調なカテゴリーの現状や成長領域を紹介。プレミアムサービス事業・海外事業の現状も解説していくので、「ブックオフで働きたい」とお考えの方はぜひ最後までチェックしてみてください。

トレカ・ホビーやアパレル、書籍を中心に既存店が好調

ブックオフの安定的な収益の獲得を支えるのが、豊富な商材を取り扱う国内ブックオフ事業です。

店舗の大型化を進めることで、かねてからの中核商材である書籍やCD・DVD・ゲームのほかにも、アパレル、ブランド品、雑貨、スポーツ用品など多様な商材を展開。自宅の不用品をまとめて売りたいというお客様のニーズに応えることで、リユースがあたりまえとなる世界の実現に貢献しています。

商材別の業績として近年とくに成長しているのはトレカ・ホビーです。

ブックオフではここ数年の需要増加に合わせて、売場拡張、対戦スペースの設置など、既存店のリニューアルを強化してきました。取り組みが功を奏したことで、2025年5月期の売上高は前年同期比10.7%の増加。2桁以上の成長率を維持しています。

また、スポーツ・アウトドア用品が前年同期比108.6%、アパレルが前年同期比108.0%と、それぞれ順調に売上高を伸ばしたことで、今回の最高経常利益達成に大きく寄与しました。

一方、ブックオフの中核商材である書籍の構成比は他商材と比べてやや減少傾向です。

しかし商材としての需要は依然として高く、書籍の取り扱いが充実していることがお客様の来店動機につながっています。売上高も一時市場の値上げによる販売単価の上昇により、前年同期比101.9%と現状をキープしました。

さらに、子どもの読書機会創出を目的とした中古本の寄贈や、無書店自治体の公共施設での委託販売など、書籍を軸としたサステナブルな取り組みも推進中。今後も書籍はブックオフの重要な商材として、中核的な役割を担う見込みです。

プレミアムサービス事業の新規店舗拡大

プレミアムサービス事業は、これまでリユースに馴染みがなかった富裕層・アッパーマス層に向けてリユースのきっかけを創出していく事業です。現在は「hugall」「総合買取窓口」「aidect」という3つの店舗パッケージを都心部を中心に展開しています。

hugall」は百貨店に拠点を構える買取相談窓口。ブランド品・ジュエリー・美術品といった、高価格帯商材を専門に扱うサービスです。

総合買取窓口」は買取特化型の路面店で、ブランド品のほか小型家電・書籍などの持ち込みもできます。

aidect」はジュエリーの専門店。リフォームからリペア・買取・販売までをトータルで提供するサービスです。

また、「hugall」「総合買取窓口」で買い取った商品を販売するECサイト「Rehello by BOOKOFF」も運営しています。

現在は2028年5月期の100店舗体制をめざして、プレミアムサービス事業の新規出店を強化中。今期は新たに8店舗を展開しました。店舗仕入高が前年同期比105.7%と堅調に推移したことで、売上高の増加につながっています。

アメリカ、マレーシアの海外店舗が売上増加

海外事業の主要な店舗パッケージは、アメリカに展開する「BOOKOFF USA」と、マレーシアやカザフスタンに展開する「Jalan Jalan Japan(JJJ)」です。

BOOKOFF USA」は国内のブックオフ同様、現地のお客様から買取を行う店舗パッケージ。

本・ソフトメディアに加え、日本の漫画・アニメグッズのニーズが高く、売上高の拡大を支えています。SNSによる情報発信に加え、アーティストとのミート&グリートなど、積極的にイベントを実施したことが現地のお客様からの認知獲得につながりました。

JJJ」は日本で販売機会に恵まれなかったリユース品を販売するビジネスモデルです。

日本のリユース品はユーズドインジャパンとして現地のお客様から大人気。他社・自治体とも連携することで商品供給を強化するとともに、「すてない社会」の実現にも寄与しています。

2業態とも新規出店を推進しており、今期は過去最多の年間出店数を更新。売上高も前年同期比32%と大幅に成長し、約62億円に到達しました。

成長と社会貢献を両立するブックオフグループ

以上、ブックオフの好調なカテゴリーの現状や成長領域を紹介しました。

ブックオフではこの先の10年を新たな成長期と位置づけ、2024年5月期から2028年5月期に向けた中期経営方針を実施。事業の持続可能性と企業価値の向上をめざして、出店投資や商材拡張、デジタル活用、収益性の高い事業領域の構成比拡大、新規事業の開発を推進しています。

2025年5月期には売上高・経常利益の順調な成長を受け、もともと45億円に設定していた2028年5月期の経常利益目標を50億円に上方修正しました。

リユースを生活者にとってさらに身近なものにするブックオフの取り組みは、循環型社会の形成や、サステナブルな社会の実現にも貢献しています。「成長と社会貢献を両立するブックオフの取り組みをもっと知りたい」という人は、ぜひ採用サイトをチェックしてみてください。

アーカイブ

RSS

RSS

関連コンテンツ

  • HOME
  • スタッフブログ
  • ブックオフが創業以来最高の利益を達成!成長した領域・サービスとは?

求人を見る