大阪・東海エリアに続々オープン！ブックオフの新ブランド「あそビバ」で実現したいこと【後編】

あそビバ

前回の「大阪・東海エリアに続々オープン！ブックオフの新ブランド「あそビバ」で実現したいこと【前編】」では、「あそビバ」の特徴と出店の背景についてお伝えしました。

今回は、エンタメ性を追求した新たな新業態を展開するブックオフのトレカ・ホビー戦略についてレポートします。

コロナ禍でニーズが高まったトレカ・ホビー商材

新型コロナ感染症拡大による巣ごもり需要でお客様のニーズが高まった、トレカやホビー商材。

とくにトレカはユーザー層の拡大やコレクション性の高まりなどから人気が高く、国内玩具市場の牽引役となっています。

二次流通も活発化しており、ブックオフでもトレカ・ホビー商材は前年比148％の売上高を計上し、売上高構成比は16％を超えるなど、本・ソフトメディアに次ぐ主軸商品に成長しました。

トレカ・ホビー商材を戦略商材と位置付けるブックオフは、既存店のトレカ・ホビー売り場の拡張やデュエルスペースの設置を行う一方、従来の店舗運営にとらわれない新業態も積極的に展開しています。

トレカ・ゲーム・ホビー商材に特化し、アニメ・ホビー中心の顧客層に新品・中古を問わず遊べる場所を提供する「あそビバ」も新業態のひとつです。

限定店舗の一部店内スペースで展開していた「あそビバ」初の単独出店は、2022年8月「あそビバイオンモール和歌山店」。当初懸念されたBOOKOFF既存店への影響は限定的であり、総合型店舗と専門店は共存可能であることがわかりました。

2023年4月には、「あそビバイオンモール堺北花田店」「あそビバイオンモール各務原店」が続けてオープンしています。

「驚きや発見」「わくわくドキドキする体験」を提供する「あそビバ」。大人も子どもも思いっきり遊べる！をテーマに、ブックオフはより深化させた店舗の出店を展開していきます。

今後も成長が見込めるトレカ・ホビー商材は戦略商材と位置付けられ、ブックオフの集中投資の対象です。

とくにトレカは、「あそビバ」の出店以外にも、専門店「Japan TCG Center」の展開や「ブックオフトレカフェス」を開催し、トレカファンおよび市場の拡大に取り組んでいます。

ブックオフはチャレンジを恐れない会社です。今後もお客様のニーズやマーケットの状況を見極めながら、「あそビバ」や「Japan TCG Center」などの新業態を積極的に展開し、トレカ・ホビー商材の取扱拡大を図ります。

2回にわたり、国内ブックオフ事業の新業態「あそビバ」を通して、ブックオフのトレカ・ホビー商材戦略についてお伝えしました。

新業態を積極的に取り入れトレンド商材の取扱拡大を目指すブックオフで働くことに興味を持たれた方は、ぜひ募集要項をご覧ください。