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リユース業界トピックス

数字で見る「リユース業界の今」【業界動向編】


業界未経験の方、現在の会社で働いて間もない方のなかには、「リユース業界」といわれてもピンとこない方もいるかもしれません。リユースとは「品物をそのままの状態で再利用すること」を意味し、環境省が推進する「3R(スリーアール)」=Reduce(リデュース:ごみを減らす)・Reuse(リユース:再使用)・Recycle(リサイクル:再資源化)のひとつに当たります。ネット関連企業の参入が増え、CtoCマーケットが活性化したことによって、リユース業界が注目を集めているのをご存知でしょうか。今回は、環境省調査のデータより、業界の動向について紹介していきたいと思います。

リユース業界の市場規模は3兆1千億円

平成27年度の環境省調査によると、国内のリユース市場規模は消費者の最終需要ベースで約3兆1千億円となっており、平成24年度の前回調査と比較すると1.2%増加しています。個人消費の減少は顕著で、百貨店、スーパーなど小売業のほとんどが前年に比べ大幅な減少を記録していることを考えると、成長中の業界といえるでしょう。リユース業界の市場規模は、医療機器市場やホテル・旅館業に並ぶところまで拡大しているのです。

今後も成長が見込める業界

同調査によれば、リユース製品の購入先で最も多いのがリユースショップの店頭購入で1兆9518億円となっており、全体の購入手段の約62.1%を占めます。続いてインターネットオークションで購入が5750億円で全体の18.3%、インターネットショッピングサイトでの購入が2919億円で全体の9.3%となっています。EC業界やインターネット業界は成長の一途を辿っているため、インターネットオークションやインターネットショッピングによるリユース購入は拡大すると考えられます。リユース品の購入手段が多岐に渡ることで、利用者がさらに増加する可能性もあり、成長可能性が見込まれている業界といえるでしょう。

多様化するリユース業界のサービス

この調査の市場規模に関する数値は3年前のものですが、総務省が2018年4月に発表した「平成29年度電子商取引に関する市場調査」でもネットビジネスにおいてリユース市場が拡大しているとレポートされています。日本国内の消費者に加えて、外国人観光客の利用が増える可能性もあり、「地球環境に優しい」「ムダをなくそう」といった価値観の広がりも後押しして今後はさらに市場規模が拡大する見通しです。 リユース業界に起こりつつある変化として、購入手段の多様化やサービスの利便性の向上があります。リアルの販売チャネルで活躍する人材だけでなく、ネットサービスのディレクターやマーケッターの需要も高まっており、リユース関連会社での求人・採用は増加すると考えられています。 今回は、リユース業界の全体的な動向について解説しました。次回はリユース製品の消費者ニーズに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

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