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リユース業界トピックス

転職を考えるなら知っておきたい 小売・リユース・サービス業界の採用トレンド

グラフの分析

転職を考える際は、業界の動向や採用トレンドにも注目しましょう。あらゆる世代から人気の高い小売・リユース・サービス業界では、接客スキルだけでなく、デジタル化や業務効率化など幅広いスキルが求められるようになっています。

この記事では、小売・リユース・サービス業界の特徴や最新の採用動向、求められる人材像について整理します。

販売・サービス業への転職を検討している人は、ぜひ業界研究の参考にしてください。

小売/リユース/サービス業界の違い

小売・リユース・サービス業界は、“お客様にモノ・サービスを届ける”という点で共通しているものの、ビジネスモデルには大きな違いがあります。

自分が働きたい業界を明確にするためにも、それぞれの業界の特徴を押さえておきましょう。

分類

業態

特徴


小売

スーパーマーケット、百貨店、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストアなど

メーカーや卸から商品を仕入れ、お客様へ販売するビジネスモデル。ターゲットに合わせた接客・販売力や、店舗運営の効率化が評価ポイントとなります。




リユース

総合リユースショップ、古着屋、買取専門店、フリマアプリ、ネットオークションなど

小売業界のひとつですが、一般的な小売が「メーカーから新品を仕入れて販売する(一次流通)」のに対し、リユース業界は「お客様から不用品の買取・販売を行う(二次流通)」という独特の仕組みを持ちます。近年、市場拡大とサービスの多様化が続く成長産業です。



サービス

宿泊、飲食店、コンサルタント、レジャー施設、理容・美容など

情報・体験・知識などの顧客体験(サービス)を提供する業界です。教育から宿泊、交通まで、幅広い分野が含まれます。人と接する機会が多いため、ホスピタリティやコミュニケーション力が重視されます。

 

業界ごとに求められるスキルや業務内容は異なるものの、共通して重要なのが「お客様視点」と「柔軟な対応力」です。

特に近年は、オンラインとリアル店舗の融合やDX化により、従来の接客力だけでなく幅広い業務遂行能力が必要とされています。

リユース業界は市場拡大、2030年には4兆円規模に

人口減少や市場成熟により、小売業界が縮小傾向にあると予測される一方、リユース業界は拡大を続けています。

実際、リユース市場規模は2020年から65%増加しており、2030年には4兆円規模となる見通しです(*1)。

この背景には、世界的に高まるサステナビリティへの意識や、若年層を中心とした「モノ」から「体験」への価値観のシフトがあります。

リユース業界では、家具・家電・ブランド品・アパレルなど、幅広い商材を扱う大型店舗が増加。出張買取、宅配買取、オンライン査定といった顧客利便性を高めるサービスが次々と導入されています。

(*1)リユース経済新聞|リユース市場2030年に4兆円規模、本紙推計

インバウンド需要と店舗DXの課題

小売・リユース・サービス業では、観光客の回復や訪日外国人の増加により、外国語対応や文化理解、海外向け販売促進のニーズが増加中です。

リアルな店舗での対応だけでなく、オンラインでの問い合わせや予約対応も含めた、多言語コミュニケーションが求められています。

訪日観光客向けのプロモーションや越境EC(国境を超えた通信販売)など、海外市場を意識した販売戦略も欠かせません。

また、近年ではECサイトのみならず、実店舗ビジネスそのものをオンライン化する店舗DXが進んでいます。

店舗DXでは、AIなどの最新テクノロジーを活用し、オンライン接客やバーチャルショップの構築といった取り組みを行いますが、これらの技術を使いこなせる人材が不足しているのが現状です。

また、リユース業界ではリユース業界ではAI鑑定や自動査定システムなども登場しており、さまざまなシステムを活用してDX戦略を推進する人材の確保と育成が急務となっています。

採用トレンド~サービス開発・サイト運営・業務効率化etc

これからの小売・リユース・サービス業界では、接客スキルに加えて、多様な能力を持つ人材が求められています。

特に、インバウンド対応力とデジタル活用力を備えた人材は、今後ますます貴重となるでしょう。

コミュニケーション能力・ホスピタリティ

お客様の立場で考え、適切に提案・対応できる力。インバウンド需要の増加に伴い、英語や中国語などの語学力や多文化理解を持つ人材も歓迎されます。

また、店舗スタッフや本社、物流部門などとの社内連携を円滑に行えるチームワークも重要です。

サービス開発

商品ジャンルの多様化や買取・販売サービス形態の変化に対応できる柔軟性は、企業の競争力強化に直結します。

顧客ニーズの変化を捉え、新しいサービスの企画や既存サービスの改善を推進できる人材は、店舗運営やブランド価値向上に貢献できるでしょう。

サイト運営・マーケティング

自社ECサイトの管理、商品登録・写真撮影・説明文作成など、サイト運営に関わるスキルも評価されます。

特に、SNS運用やデジタル広告を活用した集客・販売促進ができる人材は、リアル店舗とオンラインを融合する店舗戦略に不可欠です。

アクセス解析や購買データの分析を通じ、販売戦略やプロモーションの改善ができる高度なスキルも歓迎されます。

業務効率化・DX推進力

これからの時代、AIやデータ分析を活用した販売予測や、オンラインとリアルの在庫連携など、デジタル技術の活用が必須となります。

IT職でなくても、システムやIT機器を使いこなす力が求められるでしょう。さらに、マネージャー職には、DXや業務改善の戦略を、店舗やエリア全体で統括できるリーダーシップが必要です。

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小売・リユース・サービス業界は、DX化やインバウンド需要の増加に伴い、採用トレンドも変化しています。

今後は従来の接客スキルだけでなく、デジタル化やサービス開発、業務効率化など、多彩な能力を持つ人材が必要です。

リユース業界では、市場拡大やインバウンド需要への対応、店舗DXとオンライン融合の推進が重要なテーマとなっており、それぞれの分野の専門職が連携しながらサービス拡大に挑んでいます。

ブックオフでは、2025年5月期決算において、前期比113.2%増の39億円となりました。今後もブックオフはリユース業界のリーディングカンパニーとして、ECサイトの拡大や海外店舗の出店を積極的に行います。

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